介護福祉士は介護福祉・医療施設が主な職場になります。社会福祉施設、ホームヘルパー、病院等医療施設、福祉サービス会社など、施設・移管の官民を問わずさまざまなところで活躍しています。
| 分類 | 施設・機関 |
|---|---|
| 福祉施設 | ・特別養護老人ホーム ・各種老人ホーム ・デイサービスセンター ・ケアハウスなど |
| ホームヘルパー | 社会福祉協議会などに所属 |
| 医療施設 | ・老人保健施設 ・病院など |
上表は主な職場を整理したものですが、このほかにも身体障害者施設や知的障害者施設などもあり、介護福祉士の需要は数・場ともに拡大しつつあります。
この内、もっとも有力な職場といわれるのが特別養護老人ホームで、現在施設数は全国で5000を越えているとされます。
また、施設内勤務にとどまらず、在宅で生活している要介護者の自宅に通って援助する訪問介護員(ホームヘルパー)としても介護福祉士は活躍しています。
介護福祉士の行う「生活上の世話」は従来、被介護者の家族など身近な人たちによって行われてきました。
しかし、高齢化社会の到来とともに、世話を担当する人そのものが高齢化するなど、「老人の世話は家族が行う」ということ自体の限界、社会的な認識の変化に伴う質的な要求の変化など、介護を取り巻く現状は早い速度で変化しつつあります。
また、欧米に比べて福祉分野での遅れが指摘されている状況下にあって、「介護の社会化」は政治上、行政上の課題でもありました。
このような社会的な状況を背景に、高齢者・障害者の生活支援を行う「介護のプロフェッショナル」の育成手段として創設されたのが介護福祉士資格です。
このような背景を考えると、同じ年に創設された、社会福祉(がソーシャルワーカー)と介護福祉士(ケアワーカー)の資格創設は福祉の現場に対して、国が示した回答の一つと言えるかもしれません。
介護福祉士の資格を得るプロセスはいくつかありますが、大別すると下の二つとなります。
@高校卒業者が一定の科目を履修して、資格を得る。この場合は試験は不要です。
A介護業務経験者・福祉系高校卒業者が資格試験に合格して資格を得る。
介護福祉士国家試験には、実技試験については受験申し込み時にいずれか
のコースを選択します。
(a)実技試験を受験するコース
(b)介護技術講習を受講、修了し、申請により実技試験を免除するコース
なお、介護技術講習は、厚生労働大臣に介護技術講習の実施を届け出た介護福祉士養成施設等で実施されるます。社団法人日本介護福祉士養成施設協会のホームページで詳細を参照しましょう。
社団法人日本介護福祉士養成施設協会
ホームページ http://www.kaiyokyo.net/
介護福祉士国家試験の試験概要は下表のようになりますが、さらに詳しいデータは社会福祉振興・試験センター のホームページを参照してみてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験期日・回数 | 年に一回、一次試験(1月)と二次試験(2月)にわけて実施 |
| 試験実施地 | 北海道、青森県、宮城県、東京都、石川県、 愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、 鹿児島県及び沖縄県 |
| 受験手数料 | 13,300円 |
| 合格発表 | 例年3月末 |